近年、改正された法律を調べる方法
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改正された法律の情報 一覧
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官報に掲載されている。(公布)
流れ:
<問題点>
官報に平成15年7月15日以降の法律・政令等に関しては、
情報が掲載されている。
しかし、検索をするには「年号○年、○月」情報を持っていないと(入力しないと)出てこない。
入力したとしても一カ月の日付順から選択して絞り込みが、検索者に負担をかけている。
<解法>
- まず、グーグルで検索ワードを下記とする。
「【キーワード】国会 議案情報」
または、「【キーワード】国会 審議経過情報」 - 衆議院なり参議院なりのホームページ上に掲載されている情報がヒットするので、そのページに飛ぶ。
- 議案された末、否決・可決となるその情報が掲載されている
- 「可決」されたという文字と、
- いつそれが可決されたのか「公布年月日」欄にある「年号○年、○月○日」 を確認。
- 次に、それを手がかりに
- 官報のホームページで「過去の官報」をクリック
- 「年号○年、○月」と入力して表示するボタンをクリック
- 「○日」の本紙や号外や政府調達のボタンをクリック
- [Ctrl + F]を押して【キーワード】で検索をかけて
- 該当記事タイトルがあればクリック
- PDFファイルで内容が見られるので
- [F3]を押して【キーワード】で検索をかけて、情報を収集運び。
メチャ作業工程多すぎ。(*´-`*)
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実際に情報を追っていく方法 例
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- グーグルで「 働き方改革 国会 審議経過情報」で検索
- 今回、ヒットしたのは→閣法 第196回国会 63 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案
- ページ下部部分の「公布年月日」欄にある「年号○年、○月○日」 を確認。今回は 平成30年 7月 6日 。
- 今度は、官報ホームページで、「過去の官報」をクリック
- 開いたページで「平成30年、7月」 を入力して表示するボタンをクリック
- 「6日」欄にある、今回は「号外147号」のボタンをクリック
- [Ctrl + F]を押して【働き方改革 】を入力して検索をかける
- 該当キーワードタイトルを発見したらクリックして、
- PDFが開くので「F3」を押して欲しいデータまで辿っていく。
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官報に掲載されるまでのイメージ
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- 「議案が国会に提出された」
- 国会で審議され、否決や可決になった。
- 可決になったものが→官報に記載されている。
官報のホームページ上だけでは情報検索は困難を極めるので
まず、逆をたどって→「議案があったから審議されて可決された」
事実となったので公布の為に→官報に載っている。
と、情報を追っていくことで辿り着く感じです。
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「【キーワード】国会 議案情報」 で検索するメリット
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議論されている審議中の情報も得られるので、
近い将来、この議案が可決されたら「自分へのメリット・デメリット」を考える時間が持てる。
言い換えれば、事業をしているのであれば、この可決案件で自社へのメリット・デメリットを考案し対策を打つことが出来る。特に、メリットの場合は可決前に手を打って他企業より一歩も二歩も早く動き出す準備等も出来るので、収益拡大や助成金等のゲット確率を上げることが出来る。
よく、新聞を読んで世界のお金の流れを読む情報収集をしろと耳にしますが、それよりもっと早く行動可能な状態になれる可能性がある。が、情報収集ばかりにお金や時間を費やして収益を上げる業種でなければ、それらのバランスは考慮する必要がありますね。
悩ましいところ。税理士や司法書士やなんとかかんとかに大枚を払って情報を教えてくれと聞いたところで、その人間が情報収集に長けている人ばかりでは無いであろう、抜けもあったりするであろうこと。だって、人間だもの。w
ちなみに、「各業種の団体を利用する」は良さそうですね。
自分で情報収集に動くのでは無く、自分の元に情報を集める。取捨選択する時間は必要になるでしょうが、コレが1番良いかと♪
ただ・・郵便物だとDMとかチラシとかゴミもまざるので見通しが悪いので、メールで受け取れるシステムだと必要時に検索がかけられて使い勝手が良いですよね。
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参考サイト
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もっと易しい日本語で知りたいの
ざっくり編
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インターネットを使って調べています。
ブラウザはGoogle。
下記のようなワードを入れてぐぐっています。
【キーワード】改正 法 pdf 官報
【キーワード】改正 法 pdf kanpou
例:自動車税 改正 法 pdf kanpou
優しい言葉で書かれた、官報以外のサイトが多くヒットするので
その中から情報を得ると、理解がしやすいかもです。
が、そのサイトが信用がおけてなおかつ正しい情報を掲載しているかどうか
難しい点があるので、間違った情報を収集してはいけない!場合は「官報」を見ましょう。
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色々きっかけ
自分が法改正後の法律に抵触している。と、ある専門家に言われた。
そのまま専門家が言うことだから間違い無いんだろうと思い、正しいと言われる行動をする。その前に・・
いつの間に法改正があって?自分にその連絡も無く(世に知らしめることも無く)?自分は抵触してしまったことにより金銭を損なってしまうことに至ったのか?反省の為に、いつ・何を・どのように改正されて・公布はどのように行われたのかとかググってみた・・。
法改正があったら国民に広く知らしめる為に「官報」に情報が掲載されているとのこと。が、見てみると法改正だけで無く破産社とかの情報もごったに入っているようで個人保護法の観点から?PDF形式のファイルで掲載されてました。(直近の30日くらいは文字検索が出来るようになってはいるが・・)
PDFだと文字情報が拾えない、言い換えれば写真みたいな感じになっているのでGoogleの検索かけてもヒットしてくれる確率は大幅ダウン。
ならばと発想の転換で、官報が情報をPDFでしか出していないのならば
- 「pdf」とファイル形式を直接グーグルに指定してあげるとヒットしてくれます。
- 目的のPDFファイルを開いたら、自分が知りたいキーワードを「Ctrl+F」を押してから入力します
- 次々見るにはF3をどんどん押していくw
- ↑労力・・多すぎ、かつ日本語が古いので非常に理解しづらい方法だったりもします。
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今回の自分への教訓
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結果・・専門家が自信を持って言った内容に一部誤りがあったことが判明。。。
その道の専門家と言えども、専門家になったときの法律(試験を受けて合格したときの法律)も、ときを重ねていくらでも法改正されていくのだから、常に情報のバージョンアップに努めているであろうが、覚え切れているモノでは無い。こともあるだろうということ。
資格試験とか受けるときは100点満点で無くても合格しますよね。
例えば80点だとすれば、残りの20点は間違ったまま記憶しているってことですもんね。
失格だったら、その20点を今度は間違うことの内容に勉強し身につける努力をしますが・・。合格したら、その20点の問題をもう一度ちゃんと目を通して間違わないように記憶する努力するか?というと・・点点々ですよね。企業とかで毎年同じ試験を課すってところもありますが。なかなかねぇ。
<ポイント>
何かに自分が抵触している!と、言われた時は。
法律の現状原文を資料として提示してもらって、その出所にまず納得してから、情報を読み取り、自分が納得するようにしましょう。
口任せで無く、出所を(出典w)提示して見せてもらいましょう。
人間。。。間違うこともあります。それはしょうがないこととしても・・
自分がその情報にに従うことで損害を被ることもあるわけですし。。。
<今後、何かをするときは>
ソレに関して、何か変更事項があった際には「どのようにして私に通達をしてもらえるのか」も、しっかり確認しておこう。
通達してもらえないのなら「どのようにして私は変更事項を知ることが出来るのか?方法手段」を、しっかり確認しておこう。
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